会社概要
社名 | 株式会社 悠デザイン(Yu Design Co., Ltd.) |
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所在地 | 〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町1丁目101番地1 クロスゲート7階 |
設立 | 2020年07月 |
資本金 | 1,000,000円 |
代表 | 代表取締役 椚 大輔(Daisuke Kunugi) |
事業内容 | Webメディア企画・制作・運営 商品撮影・画像加工 ビジュアル開発ディレクション PRコンテンツ企画・制作 |
沿革
2016年12月 | ベッド専門情報メディアを開設 |
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2019年3月 | 個人事業主として開業 |
2020年2月 | 商品撮影・レタッチ事業を開始 |
2020年7月 | 株式会社悠デザインとして法人化 |
2020年12月 | 撮影スタジオを開設 |
代表経歴
弊社ホームページにお越しいただき誠にありがとうございます。株式会社悠デザインの椚大輔(くぬぎ だいすけ)と申します。
以下では、弊社が行っている事業と背景をご理解いただくために、私の経歴と考え方についてご紹介させていただきます。
ベッドメーカーに勤務
新卒で約4年ほど人材派遣会社に勤めた後、寝具・ベッドを中心に取り扱うインテリア製品メーカーに転職。そこでは販売促進やお問合せ対応(カスタマーサポート)、購買など様々な仕事をさせていただきました。
最も長かったのは企画部門で、主にベッドフレーム・マットレスを売っていくためのビジュアルディレクションや商品撮影(カメラマン)、最終的には部門長としてチームのマネジメントを担当。特に撮影に携わる時間が多かったので、ベッドの実物を組み立てたり、魅力を表現するために商品とにらめっこする毎日を過ごしていました。
よって、おそらく社内でいちばんベッドに触れ合っていた時間が長い人間だったのではないかと自負しております。(毎日のようにベッドを撮影しているスタジオなんてそうありませんので、もしかしたら日本一?だったかもしれませんね)
「家具を作って売る」という幅広い一連の仕事を経験し、本当にいろいろなベッドフレームやマットレスのことを知ることができたのです。
Webメディア運営という仕事を知る
インテリア製品メーカーには約7年ほど勤めた後、異業種のパソコンメーカーに転職。パソコンメーカーの仕事は営業で、主にWebメディアさんと売上強化施策を考えるというものでした。
Webメディアにはいろいろな種類がありますが、私が担当していたのは主に「比較サイト」「レビューサイト」というジャンルでした。
こうしたWebメディアさん(比較・レビュー系)は自分が良いと思ったら「良い」、そうでもなかったら「そうでもない」と表現できる立場(ポジション)でもあるのです。
この後者の「そうでもないと発信すること」に衝撃を受けたことを今でもはっきりと覚えています。(もちろん、理由なしのネガティブ表現は絶対ダメです)
当時(2016年頃)のおすすめ商品情報を発信するWebメディアは宣伝や利益優先の雰囲気を強く感じたり、情報の正確性という点でも疑問符が付く内容が多く「本当に良いものが何なのかわからない」と、個人的にはそう思っていました。
しかし、世の中には膨大に商品があるので、すべて一律に5点満点ではないですよね。
一方、しっかりと基準を設けたうえで、「良い・そうでもない」の感想を素直に表現しているメディアさん(比較・レビューサイトさん)と出会い、そのようなメディアが発信する情報はとても信頼が置けると感じたのです。
ベッド × Webメディア
「メディア運営」という仕事に心惹かれた私は、クライアント(Webメディアさん)の気持ちを知りたいという思いから、前職の経験を活かした自分の得意分野である「ベッド・マットレス」に関する情報メディアを試しに作ってみることにしました。
のちに弊社の基幹事業となるオウンドメディア「椚大輔のベッド選び」の始まりです。
いざ初めてみるとWeb系の知識にまったく疎かった私は「ワードプレスって何?」「レンタルサーバーって何?」「HTML?CSS?」と、完全に手探り。
でも、今は良い時代ですよね。Googleで検索すれば答えを教えてくれますし、弊社の使っているワードプレステーマの会社さんはフォーラムがあるので、そこで質疑応答でき、初心者でもなんとか形になっていきました。
ベッドメーカーさんのご協力
「ベッド・マットレスが得意」と言っても、所詮はほとんど自社(前職)のことしか知らなかった私は、しっかりとしたコンテンツを作っていくために各ベッドメーカーさんに取材協力をいただきました。
- フランスベッド
- サータ(ドリームベッド)
- シモンズ
- シーリー(スリープセレクト)
- 日本ベッド
- エアウィーヴ
- テンピュール®
- 西川
- 昭和西川
- インテリアオフィスワン
- 源ベッド(チヨダコーポレーション)
- コアラマットレス
※敬称略・順不同
個人運営のWebメディアによる取材が珍しかったようで、不思議な顔をされることも多かったですが、どのメーカーさんも気持ちよくご対応いただけました。
そして何より自社のモノづくりに対して、とても熱い思いを持っているメーカーさんばかりでしたので「2~3時間しゃべりっぱなし」ということも。
これがメディアを運営するにあたりすごく良い経験となりました。今でもいくつかのメーカーさんとは仲良くさせていただいて貴重な財産です。(もちろん、仲が良いからといってレビューで贔屓することは絶対にしていません)
退職・起業
本業(会社員)と並行して、ベッド専門のWebメディアの運営を趣味程度に続けていましたが、だんだんと多くの方に見ていただけるようになり、2年くらい経った頃から色々なメーカーさんからレビューを書いて欲しいという依頼もいただくようになってきました。
こうして次第に「このメディアを突き詰めたい」という思いが強くなり、2019年3月に会社員を辞め、個人事業主となってWebメディア運営を「本業」として始めました。
法人化
当然ですが、本業になるとメディア運営に使える時間がすごく増えたので、今まで書きたくても書けなかった記事を次々と取り組めるようになり、どんどんコンテンツは分厚くなっていきます。
運良く事業が軌道に乗り出し、法人化した方が税金的なメリットを享受できるくらいになったため、2020年7月に株式会社悠デザインを設立しました。(ということで、正直に言うと法人化のきっかけは節税対策でした)
撮影スタジオの開設
弊社が記事を書くときに、心がけていることは「実際の体験を大切にする」ということです。
検索エンジンがいくら優秀でも、そこから得られる情報は残念ながら「存知(公開済み)の情報のかき集め」のことが多い印象を受けます。(または本質的な専門性を基にした十分な検証を経ていないなど)
特に、弊社のように「おすすめの商品情報」を取り扱うメディアにとっては深く突っ込んだ専門的な知見を基にした生身の感覚こそ生命線だと考えます。
しかし、弊社で取り扱うベッドフレームやマットレスという商品はかなり大きな物体で、気軽には取り扱えません。
それまで自宅で苦し紛れに商品を取り寄せて(メーカー提供&自費購入して)は、レビュー記事を書いていましたが、質的にも量的にも限界を感じたため、しっかりと検証ができて写真・動画も撮れる「レビュー用の撮影スタジオ」を作ることにしました。
かつてカメラマンとして働いていた経験がここで大きく役に立ちました。
写真の撮り方はもちろん、セットの作り方・機材のそろえ方・物件を選ぶポイントなどもよく知っていたので、構想から約1カ月(2020年12月)で完成させ、スタートできました。
徹底的に検証する
撮影スタジオが完成後、思う存分、ベッドフレームやマットレスをいろいろな角度から検証することが可能になりました。
たとえば、広いスペースがあることで、似た特徴をもつ商品を複数台ならべて試し寝を繰り返して、微妙な違いを整理できます。
また、マットレスの内部構造まで詳しく見るために、カバーや側生地を裁断して中身をチェックしています(これは品質・耐久性を知るために必要な作業なのです)。
さらに、ウレタンフォームの反発弾性率テストや密度測定、ポケットコイルの圧縮率チェックなど、品質や寝心地の特徴を客観的に知るうえで重要だと考える検証をJIS等のルールを参考にして独自に行っています。
このような検証を踏まえたレビュー記事を作成するには、商品を設置・保管するスペースだけでなく、写真を撮るうえでの「引きじりの広さ」においても、一般的な家やオフィスでは難しいです。
また、人工光(ストロボ)によって同じ設定で商品を照らすことで、画像の色味のズレを抑えたり、立体感を分かりやすくするなどの工夫をしてます。
雑誌・テレビ等への出演
こうしたマニアックな仕事に興味を感じてくれたのが、出版社さんやテレビ番組の制作会社さんでした。
撮影スタジオが完成して半年くらい経ってから、ビジネス誌のプレジデントさんや、日本テレビさん、TBSさんなどから出演や情報提供のご依頼をいただくようになってきました。
たしかに、毎日のようにマットレスを検証している撮影スタジオなんて日本中どこ探してもそうありませんよね。
今では「ベッド・マットレスの専門家」「寝具レビューのプロ」などとして、多方面のメディアさんへご協力させていただいています。
あなたのベッド選びに寄り添える存在へ
弊社は「あなたのベッド選びに寄り添える存在」になりたいと思っています。
ベッド・マットレスの情報に資源を集中させるのは今までもこれらかもおそらく変わらないでしょう。
なぜ、ベッド・マットレスかいうと、正直に言えば「たまたま」です。
もちろんベッドフレームやマットレスのことは好きですし、寝ることも好きで、寝具は生活するうえで大切なものだと考えているのは本心です。(「睡眠は人生の1/3」という常套句もあるくらいですしね)
しかし、この事業に至ったのは「たまたま」です。
- たまたま、ベッドのことを知っていた
- たまたま、Webメディア運営という仕事を知った
- たまたま、カメラマンの経験があった
- たまたま、文章を書くことが好きだった
こうした、自分に偶然備わったものを、かき集めて、掛け合わせて、ユーザーの皆さんになんとか喜んでいただけそうな、役に立てていただけそうなアウトプットとして見出したものが弊社の事業となります。
よって、守備範囲がかなり狭く、ご期待に添えないこともあるかと思います。
しかし、弊社の守備範囲(またはストライクゾーン)のど真ん中にある「ベッド・マットレスのWebメディア事業」においては、日本で一番、信頼が置ける存在になっていきたいと考えております。
そのために、生身の体でしっかりと商品を確かめて、良いところ・そうでもないところにも光を当て、素直に表現します。
そんな思いを込めて、弊社のミッションは以下の通りに定めました。
Lighting(Writing) For You.
-あなたのために(商品へ)光を当て、(情報を)執筆します-